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「貧血」治療について

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2015年10月の頭に、健康診断を受診しました。

結果は、再検査で「貧血」とのことでした。中学生の頃、貧血気味ではあったのですが、今まで「貧血」と言われたことはなく正直驚きました。

再検査

地元にある内科で再検査をしました。検査にいったのは最近できた内科クリニック。30代半ばくらいの元気で感じのよい先生でした。

先生からはこう説明を受けました。「血液検査の結果をみないと確定はできませんが、「貧血」の可能性が大きいでしょう」と。

駅の階段をのぼると息切れがしたり、ジムで運動しているときにすぐ疲れてしまったりすることがありました。「年齢のせいかな」と思っていたのですが、これが貧血の症状だったようです。

検査の結果は

血液検査から3日後に、検査結果を聞きに病院にいってきました。結果はやはり「貧血」。検査結果の一部だけですがこんな感じでした。

項目私の値基準参考値
血清鉄2640~160
フェリチン4.75.0~177.6
ヘモグロビン10.611.3~15.2

健康診断でひっかかったのはヘモグロビン、10.3でした。「少し低いだけだから大丈夫だろう」と思っていましたが、それはどうも違うようです。

私たちの身体には、鉄を蓄える貯蔵庫があります。これをフェリチンと呼びます。血液中の鉄がたりなくなるとこの貯蔵庫から少しずつ鉄が使われていきます。貯蔵庫に鉄がある間はこれが繰り返されていきます。

そして貯蔵庫に鉄がなくなると・・・血液中の鉄が不足してきます。つまり、ヘモグロビンの値が少なくなるということは、貯蔵庫(フェリチン)の鉄も不足しているということなのだそうです。

素人判断は危ないですね(^^;;

私の場合は、血清鉄、フェリチン、ヘモグロビンの値が低く、他の値は正常でした。そのため、肝臓などの臓器から出血している可能性は低く、「貧血」との診断であったようです。

体内の貯蔵鉄を増やすため1ヶ月程、鉄分を補給する薬を飲むことになりました。

鉄剤

色が真っ赤で、いかにも「貧血」の薬です(^^;
副作用として「胃がむかむか」したり、便秘になることがあるそうです。むかむかがひどい場合は薬を中止して注射をすると説明を受けました。

鉄分を吸収しやすくするためにビタミンCを一緒にとるとよいそうです。お医者さんによっては、薬と一緒にビタミン剤を出すこともあるそうですが、食品から摂取したほうが効果があるとのことで、みかんを食べることを勧められました(^-^ この時期だとお値段も手頃で、食べやすいので助かっています。

薬は、夕食後に1回、2週間分いただいてきました。
副作用なのか、別の理由かわかりませんが、寒気がして胃が少しむかむかとしていました。結局、胃のむかむかどころか胃痛になり、3日後に再度診察を受け、胃薬を処方、薬も毎日ではなく1日置きに飲むことになりました。

しばらくは不快な感じが続いていましたが、身体が慣れたのか、しばらくすると何も症状は現れなくなりました(これは人によるようです)。

普段から鉄をとるために

先生からもう1つ勧められたものがあります。食品から十分な鉄分をとることが難しいため、鉄をとるための調理器具というのでしょうか?お湯をわかすときなどに一緒にいれると鉄分が溶け出すグッズがあるのだそうです。

先生から勧められたのは、「鉄まめ君(南部鉄)」でした。黒豆を煮るときにいれるものなのですが、鉄分をとるのに良いようです。
みたところお手入れが大変そうだったので、他の商品を探してみました。

そこでみつけたのが、「及源 南部鉄器 ザ・鉄玉子 K25」。Amazonで販売されています。(鉄まめ君はAmazonにはありませんでした)こちらは、貧血で鉄分を補給するために使われている人もいるようで、今回はこちらを購入してみました。

鉄玉子パッケージ

もつとずっしりとします。さすがに鉄、重いです。中身はこんな感じ。

鉄玉子

お手入れ方法

  • ご使用後は必ず乾いた布でふき、完全に水分を取り除いて下さい。乾燥させて下さい。
  • 錆びついたら金タワシなどで磨いて下さい。
  • 鉄玉子に黒い油脂(黒サビ)が出た場合には、食酢につけておくと、サビはとれます。その後、水でよく洗いご使用ください。

と、書かれていました。

使用後に、キッチンペーパーでしっかり水分をとっておくと、サビがでるこもなく使い続けられます。

今も、鉄剤もやめて、食材を茹でるときに鉄玉子をいれたり、お湯をわかして白湯にして飲むようにしています。

今は症状もなくなりましたが、意外と貧血になっている女性は多いようです。

おかしいな、と感じたら、ぜひ早めに病院で検査を受けるようにして下さい。
治療が早ければ早いほど治療も楽ですから(^-^

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