やりたいことがわからない
今の私には、やりたいことが沢山あります。
そんな私ですが、数年前までは違いました。
転職先の会社で、こう聞かれたことがあります。
「ひろみさんは何がやりたい?」
そう聞かれても、何もでてきませんでした。
やらなければいけないこと、他人から望まれていることはわかるのに、自分がやりたいことがわからない。
質問を繰り返す
ところが不思議なことに、ずっと同じ質問を繰り返されると、少しずつですが、やりたいことが出てくるようになりました。
本当に少しずつ、
「こんなことを言っても大丈夫かな?」
他人の顔色を気にしながら、言葉にしていきました。
すると上司や先輩達は、大抵こう言いました。
「それいいじゃん、やってみたら?!」
コーチング・スキルで言う”承認”です。
ただ質問されただけではなく、承認があったからこそ、安心して口に出すことが出来るようになったのだと思います。
同じことを、何度も何度も質問されると、そのことについて考える機会が増えます。
これを繰り返された結果が、数年前と今の差なのだと思います。
やりたいことが明確になったら、アウトプットする
少し古い本ですが、神田昌典さんが面白いことを書いていました。
「目標は紙に書くと実現する。」
つまり、成功している人っていうのはみんな隠れて同じことをやっていたんだよ、と。
そうそう、神田氏はこんなことも書いていました。
先ずは”やりたくないこと”を紙に書き出してみる。
そうすることで、本当にやりたいことが明確になりやすいのだそうです。
実際、これを読んだ後に私も実践してみました。
最初のうちは特に、毎日書き出した方が良いと書かれていたので、毎日、夜寝る前に書き出しました。
そうしたら・・・
全てではないですが、実現した目標があったのです。
びっくりしました。
面白いものですね。
紙に書き出すためには、何を書くか考える必要があります。
つまり、「私のやりたいことは?」と毎日繰り返して質問することと、同じような効果があるようです。
紙に書くことが、簡単でお勧めの作業ですが、ただ継続するのが難しいという欠点があります。(私もときどきお休みしてしまいます・・)
独りでやるのではなく、誰か同じ想いをもつ仲間をつくるとか、
あるいは、コーチをつけるのも良い方法です。
コーチでなくても、継続的に励ましてくれる家族や友人がいると良いですね。
ぜひ、騙されたと思って、あなたも試してみてください。
今回は、目標アウトプットシートを作成しましたのでよかったら使ってください。
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